ロータリーについて
Create Hope in the World
世界に希望を生み出そう
2023-2024年度
国際ロータリーのテーマ
2023-24年度
国際ロータリー 会長
ゴードン R. マッキナリー
◎継続と変化
以前のリーダーたちのよいアイデアを前進させること。
「続けましょう/自分らしくあるために/思いやりある行いで/不親切な世界をあっと言わせるために」(マヤ・アンジェロウ)
①ローターアクトの地位向上
ロータリークラブとローターアクトクラブが互いに協力し、支え合う新しい方法を見つけ続けられるかどうかは、私たちにかかっている。
②女児のエンパワーメント
世界中の少女が強く、十分な能力を身につけた女性へと成長できるよう支援することを引き継いでいく。
③DEI(Diversity Equity Inclusion 多様性 公平性 インクルージョン)の促進
・ロータリーを、どこからであれ最高の人材、最高のアイデア、最高のパートナーシップを受け入れるオープンでインクルーシブな組織にすること。
・人びとがロータリーを見たとき、そこに自分自身を見ることができる必要がある。
④ポリオ根絶
・ロータリーの最優先事項
・寄付目標に疲れるのも無理はない。
新たな挑戦の時。世界の主要都市でポリオが発生し、再び注目が集まっている。
各年度に何をすべきかではなく、世界の子供を脅かす流行が発生する前に根絶を目指す。
ロータリーの夢を現実のものにするには、皆さんの力が必要なのです。
⑤ロータリー行動計画の実践
「希望は、夢を現実にしたいと強く願う人たちの夢、創造力、そして勇気の中にあります」(ジョナス・ソーク博士)
行動計画は、希望を生み出し、変化に必要な知識と勇気を与えてくれるものである。
これを成し遂げるためには、
・奉仕プロジェクトを立案する方法を会員に話しましょう。
・お互いや奉仕する対象等、関わりある全ての人とオープンで、インクルーシブで、思いやりのある心を持って接しましょう。
・世代や国境を超えて活動し、関係を築くためのあらゆる機会を探し求めて下さい。
・世界に持続可能な変化を生む新しいアイデアや視点を、進んで受け入れて下さい。
〈ビジョン声明〉
「私たちは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています」
・ビジョン声明を実現するための二つの要素
❶平和にさらなる主眼を置く
・ウクライナ支援に代表される人道支援
惜しみなく寄付し、仲間を一心にサポートしていく。
・平和とは、希望が根づくための土壌
人々の間に新しいつながりを築き、共通点を求めて新しい機会を見つけるたびに耕される。バーチャルな国際交流の導入。
・平和の追求
懸命な活動、築かれた信頼、対話の結果として生まれるもの。
粘り強く、勇敢に実践しなければならない。
全ての重点分野にわたる全活動が、希望を築く一助となり、平和と償いが可能となる。
❷「世界に希望を生み出そう」 Create Hope in the World.
・ロータリーが世界に変化をもたらす方法です。
(1)私たちは、一つずつ新たな希望を生み出している。
(2)自分自身の中で、同様の変化を生むのを促す方法を説明している。
平和の実践には大きな勇気が必要であることと同様、私たちは皆、自分たちの幸せを脅かす課題に対して、誰かに助けを求めたり、助けを必要としていることを認めることも勇気ある行動である。
⑥メンタルヘルス
・メンタルヘルスの助けを求めることは弱さであると考えられている。
・真実から目をそむけることはできない。自分の弱さを認め、すべての答えを知っているわけではないと認めるのは、勇気がいること。
・助けを求めることは勇気ある行動であり、幸せへの道を求めることは、さらに勇気がいること。
・ほかの人を助けることで、本質的に自分自身が助けられる。
・ほかの人を助けることで、ストレスが軽減され、気分がよくなり、私たち自身のメンタルヘルスと幸せのためにもなる。その中で培われる友情は、素晴らしい連帯意識と仲間意識を育み、それ自体がメンタルヘルスと幸せに欠かせない要素となる。
【まとめ】
・私たちの計画は、世界に平和をもたらし、紛争の影響を受けた人々を癒す。
・私たち自身の内面的な闘いと向き合うためにお互いと地域社会を支え、助けを求めることに対する社会的な偏見をなくす。
これらの活動すべてにおける目標は、破壊的な紛争から世界が立ち直れるように、希望を取り戻すこと。
↓
私たち自身のために持続可能な変化をもたらすことが可能になる。
ロータリーは、平和、機会、生きる価値ある未来の土台を築いている。
私たちが得意とすることを継続すると同時に、変化に対してオープンで前向きになり、世界と自分自身の中に平和を築くことに力を注げば、ロータリーはより平和で、より希望のある世界を築く手助けができます。
ロータリーの目的
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。
具体的には、次の各項を奨励することにある。
- 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること
- 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること
- ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること
- 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること
付記:「ロータリーの目的」の4つの項目は、等しく重要な意味を持ち、
また同時に行動を起こさなければならないものであるということで、RI 理事会の意見が一致している。
奉仕部門
ロータリーの目的に基づく奉仕部門は、ロータリーの精神的な礎であり、
クラブ活動がよりどころとする基盤です。
- クラブ奉仕 は、親睦活動とクラブの機能を充実させることを主眼とします。
- 職業奉仕 はロータリアンが自らの職業を通じて人々に奉仕し、高い道徳水準を実践することを奨励します。
- 社会奉仕 は、地域社会の人々の生活の質を向上させるためにクラブが行うプロジェクトや活動です。
- 国際奉仕 は、世界中におけるロータリーの人道的な活動を広げ、世界理解と平和を推進する活動を含んでいます。
- 新世代奉仕 は、指導力養成活動、奉仕プロジェクト、交換プログラムを通じて、青少年と若者による好ましい変化をもたらすものです。
四つのテスト
言行はこれに照らしてから
- 真実かどうか
- みんなに公平か
- 好意と友情を深めるか
- みんなのためになるかどうか
使命
国際ロータリーの使命は、他者に奉仕し、高潔性を推進し、
事業と専門職務および地域社会のリーダーの間の親睦を通じて世界理解、親善、平和を推進することです。
多様性とロータリー
国際ロータリーは、個々のクラブにおける会員基盤の多様性が重要であることを認識しています。
会員に関する現行の指針の下、会員としての資格を備えた人々が地元地域にいるかどうかを調べ、
幅広い層の入会者を迎え入れるよう、ロータリーはクラブに奨励しています。
職業、性別、年齢などの面で地域の人口構成を反映したクラブは、未来にさらに発展していくでしょう。